背景
食品や医薬品の品質を担保するため、HACCP※1やGDP※2といわれるトレーサビリティーが輸送中にも求められている。荷物の輸送や積み下ろし時、倉庫保管中の温度逸脱が品質劣化につながるためである。とくに医薬品においては温度感受性が高いものや、低温管理が必要なものが少なくない。これらの課題に対し、ICT技術を活用し、高効率で安心安全を担保するスマート物流システムの構築が必要とされている。
※1 Hazard Analysis(危害分析)and Critical Control Point(重要管理点)
※2 Good Distribution Practice(医薬品の適正流通)
課題
手軽さと低ランニングコストを実現する電子タグが欲しい
物流管理のIoT化が加速しています。食品や薬品などを輸送する際の品質管理を強化するために、異常をリアルタイムに検出できるシステムが求められており、薄型で扱いやすい電子タグのニーズが高まっています。
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