ビットキー様

スマートロック※1の、パスケースにも入る薄型リモコンキーを実現カギを紛失しても遠隔通信ができる便利で安心な二次電池が必要で…

※1 スマートフォンのBluetoothやWi-Fi機能などで操作できるカギ

背景

スマートロックは、オフィスセキュリティ、スマートホーム、不動産分野において、急速に市場が拡大している。世界のスマートロック市場は、2021年に約19億米ドル、2027年までには約39億米ドルまで成長すると予測※2されている。
スマートロック国内累計販売台数1位の実績を持つビットキーも、オフィスや住宅向けにスマートロックを提供している。なかでも住宅向けの「bitlock MINI」は初期費用を抑えて導入できる手軽さが好評で、同社ではこの技術を発展させてスマートフォンを持たない人でも使えるサービスの開発に取り組んでいた。

※2 Smart Lock Market Global Forecast to 2023(Markets and markets)

課題

多様な開け方に対応するも課題が…

既存のカギに後付けする「bitlock MINI」には、ドアの開閉を検知し設定した時間経過後に自動ロックする「オートロック機能」が搭載されています。さらにスマートフォンアプリを使ったカギの施錠や解錠、施解錠履歴の確認も可能です。拡張機能を使えば、パスコード入力ができるだけでなく、スマートウォッチや既存ICカードでも利用することができます。大変充実したサービスですが、これらの解錠方法には課題もありました。

もしも子どもがカギを紛失したら…

ユーザーがカギを紛失した場合に備え、ビットキーではリセット機能や遠隔地からでも解錠できる通信機能付きのカード型オプションキーを開発していました。サイズは子どもが携帯するパスケースに入る薄さと大きさです。また経済性や環境負荷を考慮すると、搭載する電池は使い捨ての一次電池ではなく、電池交換不要な二次電池が望まれます。しかし、その電源に最適な小型薄型で安心安全な二次電池は見つかりませんでした。

課題のポイント

  • パスケースに入る薄さと大きさのカード型オプションキーを実現したい

  • 通信機能を付与し、ボタンを押すだけで離れた位置から簡単に解錠したい

  • 経済性や環境配慮を考え、電池交換を不要に

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