上田日本無線様

要介護者が身に付けても安心して使える離床センサーを実現取扱いが容易な離床センサーには安心な薄型電池が課題…

背景

高齢化社会の先進国日本。65歳以上の人口はすでに3,500万人を超え、人口ボリュームの多い団塊世代が75歳以上となる2025年以降は、国民の医療や介護の需要がさらに増加することが見込まれている。高齢者のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を高めるため、家族が自宅で介護するニーズも増えている。

厚生労働省 地域包括ケアシステム参照

課題

従来のセンサーはベッドにつけるものが多く、コストパフォーマンスが悪い…

このような状況の中で、上田日本無線は、個人でも購入でき、取り扱いが容易な離床センサーの開発を進めていました。要介護者の離床前行動を検知し、介護者へ通知する離床センサーは、様々な種類があります。マットタイプやベッドの足元固定タイプ、赤外線監視など、ベッド自体に設置するものは高額なものが多く、個人で取り扱うにはハードルが高いことが課題でした。

身に着けても安心な薄型の二次電池が欲しい…

在宅介護が増える中で、個人でも購入でき、取り扱いが容易な離床センサーを作りたい。小型で、要介護者の身体に簡単に付けられる離床センサーを実現したい。しかし、その電源に最適な小型・薄型で安心安全な二次電池が見つかりませんでした。

課題のポイント

  • 個人でも購入でき、取り扱いが容易な離床センサーを実現したい

  • 身体に着けるセンサーは安心安全であること

  • 電池切れによる電池交換の手間をなくしたい

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